2004年3月21日掲載
Gene Ammons      Bad! Bossa Nova
Prestige原盤          1962年9月録音

 アモンズがボサノバとは驚いた。何を考えているんだ、このおっさんは。いや、何も考えていないから、こうなったのであろう。

 バックには、ボサノバ必需品のギターが入っている。バレルはリズム・ギターとクレジットされており、バッキー・ピザレリはスパニッシュ・ギターとクレジットされてる。

 しかし、取り上げた曲には、ボサノバの定番曲は無し。しかも、Bad! ときている。

 さて、その真意は。

20040321

 いやー、面白い作品。アモンズの懐の深さを感じる作品。

 2ギターが冴えさえの曲も良いが、同様のようなテーマからどこに飛び出すか分からない「ca'purange」が堪らない内容。ハンク・ジョーンズの力強いリフが響き渡る「cae cae」なんていうのもある。キンクスのユー・リアリー・ガット・ミーのようなリフが飛び出す「motion mato grosso」もあり、おもちゃ箱のような作品である。

 この奔放さがアモンズだと、実感した次第。