2004年2月29日掲載
Weather Report     Heavy Weather
Columbia原盤     1976年録音

 フュージョンの全盛時代に中学・高校時代を送ったのですが、フュージョンには全く興味を抱かなかったことは、何度かここに書きましたので省略。

 そんなフュージョンの中での大ヒット作品がこれであり、HMV尖沙咀店で安値売りしているのを見つけた時に、何故だか手にしてしまったのです。

20040229

 久米宏が司会でコント55号出演していたクイズ番組で「ぴったしかんかん」というのがありました。その番組で、どのようなクイズ内容か忘れましたが、シンセサイザーが扱われた問題があったのです。

 コンピューターが楽器に組み込まれた内容に会場が大いに沸いていた記憶がありまして、僕にとってのシンセサイザーとはこの時の記憶が大きいのです。

 そんなTVを見ていた時代に吹き込まれたこのウェザー・レポートの名盤を聴いていると、シンセサイザーに感心が移っていきます。この音はリアル楽器かシンセなのかという具合ですね。

 勿論、曲構成に豊かな幅があり、当時は熱狂的なファンを抱えていたことは十分分かる内容。しかしながらティーンエイジャーにとって他にも魅力ある音楽が溢れていたこの時代に、僕がフュージョンに走らなかった理由は、生身の迫力を感じなかったからなのでしょう。