昨年 の８月３０日に取上げたリタ・ライス(vo)と旦那のピム・ヤコブス(p)とのオシドリ作品と、同じ 流れの作品です。クレジットからは録音年と、メンバーが記されていませんが、ジャケを見る限り、前に取上げた“ジャズ・ピクチャーズ”に比べて結構老けましたね。５０歳位でしょうかね。だとしたら1974年の録音になりますけどね。どなたかご存知の方、いらっしゃいますか。
先ずはバック。ピアノ・トリオにギターと サックスです。良い演奏の中での不満点は、“ジャズ・ピクチャーズ”同様にピム・ヤコブスの ピアノが堪能出来ないこと。時には弾いていないよね。さて、主役のライス。冒頭が“desafinado” ボサノバです。このウキウキの楽しさが、最後まで続きます。もちろん“イパネマの少年”や“い そしぎ”も歌っていることもありますが、“my funny vallentine”や“love for sale”までもが このウキウキで満たされています。彼女の上手さと共に、この可愛い歌声によるものですね。ジャ ケの老け顔との差に、驚きですよ。