2017年1月7日掲載
Milt Jackson and Wes Mongomery
Bags Meets Wes
Riverside原盤          1961年12月録音

 ジョー・ゴールドバーグのラーナー・ノーツによれば、1961年末のある夜にミルトが考えている2枚のアルバム構想を語ったとのことです。1枚について語った後にウエスは、驚くほど明るい微笑みで「もう1枚はウエス・モンゴメリーと一緒にやるんだ」と言ったそうです。

 MJQでの活動の傍ら、他のセッションではブルージーなヴァイブを聴かせていたミルトは、リバーサイドと契約したばかりでした。そして初リーダー作を発表するやいなやリバーサイドの人気ギタリストとなったウエスとの共演を、ミルトは待ち焦がれていたとのことです。

 ウイントン・ケリー,サム・ジョーンズ,そしてフィリー・ジョー・ジョーンズとの吹き込みです。

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 ミルトが用意した舞台でミルト自身が貫録を示した後に、ウエスが唯一無二のギターで応えていく内容で、ブルージーなジャズは本当に良いなと実感させてくれる1枚です。ケリーのピアノも輝いているし、見せ場は少ないもののベースとドラムがしっかりと支えているのも魅力の一つです。

 「Stairway To The Stars」はサラやエヴァンスで有名なバラッドですが、私はこの作品での、ミルトとウエスのこの曲の演奏が1番だと自身を持って言えます。