2008年10月19日掲載
Duke Jordan           Flight To Jordan
Blue Note原盤         1960年8月録音

 改めてデューク・ジョーダンの活動歴を見てみると、リーダー作という意味では、余りというか、殆ど恵まれていなかったのが分かります。1940年代には3年間に渡りパーカーの伴奏者を務め、それなりに知名度があるのに。また先に取り上げた初リーダー作に収録されていた『jordu』や『scotch blues』は、多くのミュージュシャンに愛されている曲なのに。

20081019

  1955年のシグナルへの2度目のリーダー作吹き込みから5年を経過して、ブルー・ノートに3枚目のリーダー作を吹き込むことになりました。ジャズ華やかな時代にも関わらず、ジョーダンへのリーダー作吹き込み間隔は、寂しく感じます。ディジー・リース(tp),スタンリー・タレンタイン(ts)という、ブルー・ノートを代表する2管をでの録音。ベースとドラムは、レジー・ワークマンとアート・テイラーであります。全6曲、ジョーダン作ののです。