2001年6月9日掲載
Randy Porter             eight little feet
HEAVYWOOD原盤    2000年6月録音

 ランディ・ポーター、聞いた事あるような名前のピアニストですが、ここで取り上げるのは初めてです。Bob Magnusson(b), Joe Labarbera(d)という西海岸のベテランを従えてのピアノ・トリオです。ジャケを見る限り30台前半のポーターのオリジナルを主に配した内容で、4人の子供の足を配したジャケが印象的なこの作品、中身も楽しみです。

20010609

 欧州系ピアニストを、回りくどい喋り方をするヤツが多いと感じだした僕は、はっきりとした語り口のピアニストを待っていた。そこに登場したのが、このランディ・ポーターだった訳だ。しっかりと言い切れるからには、しっかりとした個性が必要。力強く表現できるポーターに演奏されたアップ・テンポを並べた前半を楽しみながら、妖艶な「be still」、限りなく美しいタイトル曲の後半に感動する1枚。この「妖艶」と「美しさ」を回りくどく演奏されるとダラケテしまうが、ポーターにはそんな心配は一切不要です。

 気になるのは「giant stretch」。コレトレーンの曲とクレジットされているし、曲は確かにジャイアント・ステップス。これだけが意味不明な点でした。