2001年3月6日掲載
Al & Zoot    Jazz Alive! a Night at The Half Note
Liberty原盤     1959年2月録音

 先に取り上げたプレスティッジの作品が、名テナー・コンビのアル&ズートのコンビを組む前の最初の録音だったのですが、其々の音質演奏の違いを楽しめて素敵な出来でしたね。で、コンビを組んでからの二人の演奏を思って、たった1枚持っているはずのこの作品を探して引っ張り出しました。有名なハーフ・ノートでのライブということもあって、10分ほどの演奏が4曲。プレスティッジのが3分弱の演奏時間だったので、この作品では二人の演奏が存分に楽しめそう。プレスティッジではカイ・ウィディング(tb)が二人の間に入っていたのですが、この作品ではフィル・ウッズ(as)。ピアノには、モーズ・アリソン。メンツは文句無しですな。

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 先ずはウッズ抜きで2曲。「lover come back to me」と「it had to be you」。アルとズートがお互いを見ながら、にこやかに気持ちよくリラックスして演奏。そしてウッズが加わった「wee dot」と「after you've gone」では、ウッズに火をつけられたアルとズートの白熱プレイ。ライブならではの刺激を感じながら、アルとズートは互いの歌心を引っ張り出し合う息のピッタリ合ったコンビであることを痛感した1枚です。