2001年1月11日掲載
acoustic quartet     exciting story
MEGRAUS原盤        1996年11月録音

 Bob Berg(sax),Andrzej Cudzich(b),Krzysztof Zawadzki(d)に加えて、曲によりDavid Kikoski と Joey Calderazzo のピアノが加わった作品です。5曲中2曲がベース奏者作で、他の3曲は「枯葉」やコルトレーンの「インプレッション」などです。また、プロデュースはドラム奏者だと、クレジットされています。

20010111

 聴いてみたら、これはライブ。Remont Club Warszawa ってクレジットされているから、ポーランドなのかな。ってことは、Andrzej Cudzich(b),Krzysztof Zawadzki(d),Joey Calderazzo(p)のご三人は現地の方と勝手に推測。それに、楽旅のキコスキーとバーグがゲスト出演ってことかな。とにかく、熱気溢れる演奏です。ベースとドラムはスロー・テンポは苦手なのか、グイグイくるテンポで、快調に飛ばしてます。キコスキーの熱演と共に、20分近くの「枯葉」は汗ばむ迫力です。それと、Andrzej Cudzich作の「talking to the father」の雄大なメロディと、それとピッタリのJoey Calderazzo のピアノは聴きモノでした。欠点はエレピとジャレ合う1曲ぐらいですね。

 渋谷のジャロさんの、新譜売残り安売りコーナーで眠っていたこの作品、拾い物の1枚でした。