2000年3月2日掲載
David Murray      Jug-A-Lug
DIW原盤       1994年5月録音

 これは前作の“The Tip”と同じセッションからの作品です。結構お金のかかりそうなミュージュシャンと5日間もレコーディングしたのですから、当初から2枚は発売する予定だったのでしょう。その意味では、ファンク色の濃い前作とは違う色を出しているのが想像出来ますね。収録曲は4回目の録音になる“morning song”、2回目の録音の“acoustic octo funk”以外の6曲は、初の録音になるマレイやメンバーのオリジナルです。

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 僕は好きではなかったのですがコンテンポラ リー・ロックって言われるのが、昔ありましたよね。そんな感じがあります。ってことは、 好みにあらず。マレイは彼の演奏スタイルをキープしているのですが、バックに流されてしまってますね。“morning sing”はこの編成に似合う曲調のハズですが、シケタ演奏で 終ってます。確かに前作とは違うカラーなのですがね。初演奏のマレイのオリジナル2曲 “the desegreration of our children”“I don't want it”が良い曲なだけに、残念でした。