2000年2月16日掲載
Jimmy Greene      Introducing
Criss Cross原盤    1997年10月新譜

 クリスクロスの2000年最初のリリース作品の中に、このジミー・グリーンというテナー 奏者の作品が含まれていました。ジャケットを見る限り、生真面目そうな青年ですね。普通なら、このジャケだと買わなかったと思います。やはり最近のこのレーベルを気に入っているので、ついつい買ってしまいました。新譜棚にもう1枚彼の作品がありましたので、これ が初リーダー作品かは不明です。John Swana(tp)とSteve Davis(tb)というこのレーベルで お馴染みの方々、Aaron Goldberg(p)という若手注目株との、シクステットでの吹込みです。 マクリーンやホレス・シルバーのバンドで活躍している現在24歳のグリーンの、22歳の時の吹込みです。

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 手堅いメンバーの手堅い4ビート演奏を得て、グリーンまで手堅い演奏。イントロデューシングってタイトルなんだから、溌剌とした演奏を期待したのだけどなぁ。サイドとして参加していれば安心出きるテナー奏者、ここでのグ リーンに対してそんな印象です。モンクのジャズ・コンペで優勝した方らしいですから、実力はあるのでしょうから、次に期待したいです。