Paul Gonsalves
Humming Bird

録音日 1970年1月3日(年は多分、月日は決め打ち)

ソラ ジャケ作品をつまみ食い

つまみ食い前

 アルバム・タイトルであり、ジャケでホバリング飛翔を披露しているのは、ハミング・バード、和名ハチドリです。北米南西部からアルゼンチン北部にかけて生息する鳥で、鳥類の中では最も体が小さなグループである鳥類アマツバメ目ハチドリ科に分類されます。(ウィキペディアより)

 そのハチドリのバックには、暈の一つである幻日の空が広がっています。ソラ資料によれば、巻層雲が太陽や月に掛かると、その周囲に色づいた光の輪や弧、或いは柱が見えることがあり、これらを総称して暈と呼ぶそうです。その暈には内暈・外暈・幻日があり、ソラ資料にある写真と本作のジャケを見比べますと、幻日なのでしょう

 2006年6月25日の「今日の1枚」で取り上げたこのポール・ゴンザルベスの作品は、エリントン楽団のテナー・サックス奏者が、英国ジャズ界のメンバーと組んでの作品です。

 ジャケにお得意のポーズを決めているハチドリの姿ですが、今回のつまみ食いではゴンザルベスの決まった一瞬を探して聴いてみます。

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つまみ食い後

 「Body And Soul」「What Is There To Say」「It's The Talk Of The Town」と続くメドレーにおけるゴンザルベスさんのゆったり感には、あっぱれであります。バック陣の辛めの演奏、ゴンザルベスさんの我の世界をいく落ち着き、これが絶妙に合わさっています。

 他にも聴き所はあり、ジャケのハチドリの勇姿とともに、心に残るつまみ食いでした。


(掲示板掲載 2020年6月21日から3日間)



参考資料 高橋健司著、空の名前(改訂版)、東京:角川書店、2004年
(文中ではソラ資料と表記)