Chris Potter
Sundiata

録音日 1993年12月13日(ジャケ記載データ)

Body And Soul が収録されている作品をつまみ食い

つまみ食い前

 クリス・ポッターは今に至るまでコンスタントに作品を発表しているサックス奏者ですので、世間では評価が高いのでしょう。しかし私には、しっくり来ないミュージシャンであります。
 ポッター二十歳の時の作品である本作を「今日の1枚」で取り上げたのは、2000年12月22日のことでした。その際には無難な言い回しで気に入らなかったことを私は書きました。

 それから18年経ち、持っている事を忘れていた本盤を、今日は聞いてみます。

bs17

つまみ食い後

 安定感ある演奏の作品で、サックス・カルテットでの「Body And Soul」の王道演奏を聴けます。しかし20歳のミュージシャンには、とっぽい演奏を期待したくなるのです。その気持ちが18年前の私の感想だったのでしょう。この作品の1曲目のポッター作の「Fear Of Flying」でのスリリングな展開が、今回聴いて好きになりました。

 私はポッターの作品を追わないと思いますが、今ではどのような感じなのかは、少しは気になりました。

(掲示板掲載 2018年4月15日から3日間)