録音日 2004年10月1日(年月日推定)
Body And Soul が収録されている作品をつまみ食い
つまみ食い前
青が印象的なジャケットのミュリエルさんの本作を「今日の1枚」で取り上げたのは、2005年8月26日のことでした。「不思議なリズムだ。ズンドコドッコイとも、思いっきりスローにしたレゲエを考えすぎの方が演奏したよう」と独特のリズム感覚にコメントし、またミュリエルさんの歌については「掴み所が無いような、自己主張が激しいような、不思議な女のそのもの」と感想を述べました。本作発売直後に「今日の1枚」で取り上げたのですが、それ以降に本作はそれなりの評価を得ていたとの記憶がありました。
しかしそれから干支が一回りした今、web上で本作について調べてところ、評判の良さを感じさせる検索結果ではなく、私の勘違いかと思った次第です。しかしミュリエルさんは本作以降も2作品発表しており、地道に活動しているようです。
歌と共にギターも弾いている彼女の「Body And Soul」を、今日は聴いてみます。
つまみ食い後
独特のリズムは数曲であり、それも彼女の歌声とアコースティック・ギターにあっており、そのリズムは心地よいものになります。そして今回聴いて感じた彼女の歌は、ウエット感あるハスキーな歌声で、説得力ある歌となっています。その意味では「Body And Soul」にその魅力が、良く出ておりました。
また彼女の演奏と思われるギターは清涼感あるもので、彼女の歌声に相応しいものでした。この彼女の特徴が更に磨きかかれば、彼女はジャズ界のジョニ・ミッチェルになるのかとも感じましたが、ネットで調べた限り、それは高望みのようでした。
いつか中古コーナーで彼女の他の作品を見つけたら、購入したいと思います。
(掲示板掲載 2017年9月12日から3日間)