Jim Hall
Magic Meeting

録音日 2004年4月30日(ジャケ記載データ)

Body And Soul が収録されている作品をつまみ食い

つまみ食い前

 サドウスキーとはNYにある小さなギター会社であります。1979年にリペアショップとして創業し、その後にギターやベースの製造も始めた会社です。何人ものプロ・ミュージシャンを顧客に抱えており、玄人筋から人気を得ていることが伺えます。自社で行うのは設計と組み立てとのことです。日本に製造を外注委託しているモデルもあるようです。

 さて「つまみ食い」ですが、ジム・ホールさんです。2009年5月29日に「今日の1枚」で取り上げた際に掲載したジャケには、ギターにブランド名は書かれていません。しかし内ジャケでは、それがサドウスキーと分かるものです。

 「今日の1枚」では「Body And Soul」を絶賛しました。今回も同じかと思いますが、サドウスキーの音色と共に「Body And Soul」を聴いてみます。

pbs30

つまみ食い後

 アルバム名の「マジック・ミーティング」とは、Scott Colley(b),Lewis Nash(b)との演奏の機会をことなのでしょうか。またはこの時の演奏がジムに何かが舞い降りた、そんな意味合いなのでしょうか。何れにしても、メロディを大切にする演奏、この年齢にしてイマジネーションが湧き続ける演奏は、本当に素敵なものです。「Body And Soul」ではジムのそんな姿が、ジムのギターの柔らかい音色と共に楽しめるものであります。

(掲示板掲載 2018年7月24日から3日間)