Vitor Assis Brasil
Trajeto

録音日 1968年11月1日(年は多分、月はこじつけ、日は決めつけ)
Summertime が収録されている作品をつまみ食い

つまみ食い前

 先ずは録音日ですが、1968年は間違いないようですが、月日はデータ得られず。ライナーはポルトガル語で書かれているため理解できなかったのですが、その中にベルリン・ジャズ・フェスティバルと書かれてました。この記述にしがみつき、この当時は分からないが今は11月にこのジャズフェスが開催されていることで11月、あとはこのコーナーのルールに従って1日としました。

 2005年1月11日に「今日の1枚」で取上げた、ブラジルの知る人ぞ知る存在だったヴィクトル・アシス・ブラジルさんの作品の中に、「Summertime」が収録されています。その際には「ストレートに迫ってくるアルト・サックス」「明るく楽しいジャズ」と感想を書きました。今回はどのような感想となるのでしょうかね。

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つまみ食い後

 さてヴィクトルさんの「Summertime」。艶がある音色だが塩っ辛いアルト・サックスが、早いテンポの演奏の中、なかなか日が暮れない街角のテラス席で、なかなか進まないカイピリーニャのグラスを眺めながら何かに嘆いている男の情景を描いています。この曲だけだと、マクリーンを思い出させる演奏です。

(掲示板掲載 2016年2月21日から3日間)