1968年11月1日(金)の新聞から

トップ記事

日経「首都圏に石油パイプライン、外環状線の敷地活用、運輸省計画、45年度着工へ、安全対策やコストダウン」

 天然ガスでは、苫小牧市〜小樽市、新潟市〜仙台市、白石〜郡山の間など総延長826kmのパイプラインが、国内にあります。しかし石油、しかも首都圏となると無く、このトップ記事は誤報だったのでしょうかね。

読売「北爆停止、米大統領の決定待ち、北とほぼ合意か、微妙な発表の時期」
 この日の夕刊にどでかく「北爆停止」との見出しがありました。ジョンソン大統領の発表でしたが、この時のアメリカは大統領選の真っ最中で、ハンフリーとニクソンが投票を控えて論戦を戦わさせていました。

朝日「復権令(政府)と特別恩赦、明治百年恩赦きょう閣議決定、選挙違反は四万人、参院選の一部含む」
 明治百年恩赦、第68回国会の参議院法務委員会会議(1972/5/12)の議事録によれば、証明書を発行したのが148,732人、この中で選挙違反が約6万7千名となっています。


この日の読売新聞から

気になった記事
 1面真中に「きょう出馬表明、前尾氏、新政治理念明治へ、自民総裁選」とあります。前尾繁三郎の名は初耳でした。略歴をネットで見ますと、かなりの豪傑だったようです。この総裁選では、佐藤249票、三木107票に対して前尾95票との結果でした。これは大平が前尾につかなかったことが影響したとか。晩年には衆議院議長を務めたのですが、その際に田中角栄の後任に前尾の名前があがったそうです。その際も、「議長は総理になるべきではない」としたそうです。

2面にこの総裁選の解説があり、そこに当時の自民党の派閥が記されてます。
(1)主流派「清新クラブ」佐藤・福田系、川島系
(2)非主流的な「懇話会」前尾系、三木系、石井系
(3)反主流的な「みずほクラブ」旧河野系、船田系、村上系、藤山系

目にとまった広告
 日本火災海上・大東京火災・興亞火災・朝日火災の4社連名での広告に、「交通事故傷害保険」とあります。この保険はあくまで被害者側の保険です。昔の保険なのかと思いましたが、調べてみますと今もある保険なのですね。
 それと気になったのが、4社の社名。今その名前で残っているのは朝日火災海上だけ。日本火災海上と興亞火災は日本興亜損害保険、大東京火災はあいおいニッセイ同和損害保険となっております。

TV欄を見ると
 日テレ20:00「プロレスリング実況、馬場・猪木・大木 対 コックス・パション・パスチェン」とあります。BI砲の全盛時代でした。