19631102-07

I Want to Talk About You
(Billy Eckstine) 
(8分8秒)



【この曲、この演奏】

 コルトレーンがライブで演奏してきたこのスタンダード、1963年の欧州ツアーでも取り上げています。

 コルトレーンがテナー・サックスで奏でるテーマは、優しく語りかけているようです。テーマを大切にカルテットで5分ほど演奏している中の、3分50秒あたりでエルヴィンが刺激的に叩き、コルトレーンがそれに応える30秒の演奏があります。

 そしてその5分の後には、コルトレーンがテナーで独奏する3分近くの演奏があり、それは吸い込まれていく感覚にある素敵なもので、その余韻の中で演奏は終わっていきます。



【エピソード、1963年のミシェル・デロームのインタヴュー記事 その14】

デローム
 (11月1日のパリ公演について)ええ、それはもうすごい迫力でした。それに一曲終わったあとのあの笑み、なかなか見られるものではありません。


コルトレーン
 ああ、最高の気分だったからね。カルテットも絶好調だった。

「ジャズ・オット」誌、一九六三年一二月号(資料04より)



【ついでにフォト】

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2015年 みなとみらい、横浜 


(2022年12月13日掲載)