19631025-02

Impressions (John Coltrane) 
(19分29秒、収録は途中まで)



【この曲、この演奏】

 欧州のコルトレーン・ファンの間では馴染み深いこの曲を、コルトレーンはこの日も取り上げました。

 この日の演奏は22日のストックホルムとは構成を変えており、また収録は終盤でフェイドアウトされている不完全なものとなっています。

 コルトレーンがテナーでテーマを演奏した後に、マッコイの7分近くのピアノ演奏となります。22日よりも刺激的な演奏であり2分ほど長いソロです。22日と聴き比べれば、深みという点で私は22日に軍配をあげます。

 続くのはベースとシンバルに掛け合いで1分半ほど演奏し、そのままギャリソンのピッチカートで7分を超える演奏を行っています。その後にコルトレーンが登場しテナー・サックス演奏となり、3分26秒でフェイドアウトとなり、収録は終わっています。ちなみに22日にはここで6分18秒のコルトレーンの演奏ですので、もう3分ほどは長く演奏していたと思います。



【エピソード、この日のこと】

 1990年頃にマグネティックからCD二種類でこの10月25日のコペンハーゲンの演奏が発売された際に、10月26日とクレジットされていた。26日にはコルトレーンはアムステルダムで演奏していたのだ。この日付の間違いはすぐに判明したようで、1995年刊行の資料06には25日と書かれている。

 22日と同様に、この日の演奏曲順も不確かとのことだ。資料07では「Mr.P.C.」が最初に演奏されたのは信じられないとある。

 コルトレーンはこの25日の演奏が終わった後に、ローランド・カークのバンドが出演しているカフェ・モンマルトルにいき、演奏したとのことだ。これはこのバンドに参加していたテテ・モントリューが上不三雄氏に話した情報とのことだ。(資料07)



【ついでにフォト】

tp14014-145

2014年 みなとみらい、横浜 


(2022年11月20日掲載)