1955年3月17日(木)の新聞から

トップ記事

日経「公定歩合の引上延期、一万田・新木で決定、当面効率適用で、貸出引締め、調整率引下げ」

読売「特別国会あす招集、本格審議は来月10日以降、本予算検討を開始、カギは分担金交渉」

朝日「組閣工作の骨組成る、松村氏も入閣、岸幹事長留任、議長・三木氏」

 民主党の第二次鳩山内閣発足し、予算成立への重要な国会直前の見出しです。日経も1面で伝えてますが、トップ記事は公定歩合でした。


この日の読売新聞から

気になった記事
 1面に社説があり、そこではクイズ番組について述べてます。「“クイズ”放送の悪流行を戒む、」と題し、「寸尺にも足りない暗記的な無連絡なバラバラな知識と、努力を伴わない射幸心ほど社会を害するものはない」とボロクソに論じてます。クイズ番組よりは、競輪などのギャンブルの方がましだとか。しかしこんな社説を書いた読売系の日本テレビは、これから20年後にはクイズ番組をヒットさせていましたね。

TV欄を見ると
 ではクイズ放送はどんなものがったのかとラジオ・テレビ欄を見れば、CBC・中日放送の夜7時半から「パール・クイズ」という番組、一つだけです。ウィキペディアでこの番組を調べてみますと、「近鉄パールクイズ」として人気のあった番組のことのようです。1問正解で1000円、10問正解すると5万円が賞金として手に入る聴取者参加番組で、2代目司会者は小池さんでした。この番組は1958年に終了しましたが、それから5年後にこの番組のノウハウを受け継いだテレビ番組「アップダウンクイズ」が、小池さん司会で始まり、20年を超える人気番組となったのです。

目にとまった広告
 「日東バイク」プリティ2号 2馬力、新鋭者 3馬力、プリビン号5馬力なるものがありました。日東モーターバイクという会社について調べたのですが、みつかりませんでした。この時代には100社を超えるバイク会社があったようなので、その後に淘汰された会社の一つなのでしょう。