1995年10月1日(日)の新聞から

トップ記事

日経「APEC基金 大幅に拡充、100億円を拠出、域内協力強化、政府 大阪会議で表明」

読売「住専処理に特別立法、政府方針、不良債権、無税償却5年で、公的資金拠出明記も」

朝日「水俣病、政府も反省、環境長官、解決策へ理解求める、3団体 受諾へ前向き」

 東南アジアでの協力強化、経済高度成長の負の面への対応、バブルの処理、三紙三様のトップ記事です。


この日の朝日新聞から

気になった記事
 4面に「みんなのQ&A」とのコーナーがあり、「ジャパンマネーは撤退、ロックフェラー、主導権争いは米企業に」との内容です。バブル絶頂期に三菱地所がロックフェラーセンターを約1200億円(当時のレート)で買収し、ジャパン・バッシングに火を注ぎましたが、バブル崩壊でこの1995年の5月にチャプター11を申請し、運営会社は破産となりました。三菱地所が買収した14棟のうち12棟は売却され、現在三菱地所が所有しているのは2棟となっています。


目にとまった広告
 2面下には全日本ロータス同好会とロータス社の広告があり、「ロータス365サービス」を宣伝しています。24時間365日のカーサビスであり、現在はロータス・クラブとの名称になっているようです。イギリス発祥で今は中国資本下の自動車会社のロータスとは、関係ないようです。


TV欄を見ると
 日曜のTV欄の午後はスポーツ番組で埋まるのが通常ですが、この日はゴルフとテニスの2番組だけでした。