1985年6月23日(日)の新聞から

トップ記事

日経「ASEANが対日包括要求、市場開放、技術移転など幅広く、行動計画後へ布石」
 AESEANが結束を強め始めた時期であり、また全てのASEAN諸国とは言えませんが、多くの国が経済的躍進を始めた時期でした。


読売「杉並で防災無線ジャック、都議候補(予定)を中傷、昨夜25分間、過激派対立絡む」
 テープに吹き込んだ若い女性の声を8回繰り返して25分間、区内140箇所のスピーカーから中傷放送を行ったとのことです。日経と朝日は小さく本件を取り上げていますが、読売はトップでの報道でした。

 ウィキペディアによればこの事件は迷宮入りとなり、また中傷された人物はこの年の都議選では落選となりましたが、1989年の都議選では当選となりました。


朝日「国産構想に米が異論、日本の次期戦闘機、互換性損なう恐れ」
 ネットに色々と情報がありますが、技術的面はもとより、対米という大きな問題もあり、国産戦闘機についてはなかなか理解が難しい面があります。


この日の日経新聞から

気になった記事
 1面に「北朝鮮にプラント輸出、不二サッシ、平壌の一貫工場用」との見出しがあります。北朝鮮と不二サッシで検索しましたが、何もヒットしませんでした。この計画は実現しなかったようです。


目にとまった広告
 7面にハロー産業の広告があり、「整理上手な索引機」として「データックス2000」を宣伝しており、値段は5000円から12,000円です。この「索引機」と「データックス2000」については、ネットから情報を得られませんでした。既に会社にはパソコンが「課に一台」の時代でしたので、機械式のデータ整理は需要がなかったのでしょう。また「ハロー産業」という有限会社がネットで見つかりますが、業態からこの広告での会社とは別のようです。


TV欄を見ると
 テレ朝 16:00から「第1回国際女子アマチュアレスリング大会」があります。女子のレスリングがオリンピックに加わったのは、2004年のアテネからでした。