1991年3月5日(火)の新聞から

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日経「今年のEC向自動車輸出、昨年以下に自粛要請、通産省、摩擦回避へ先手、各社の減産に拍車」

読売「ソ連、日ソ共同宣言再確認、北方領、2島返還基礎に、ゴ大統領、来日時に表明も、関係筋明かす、日本は4島譲らず」

朝日「緊急援助隊派遣も、湾岸復興支援、伝染病など対応、参院予算委、外相が見解示す
 日本は多額のお金を多国籍軍に出しましたが、汗は流さず、国際社会から冷たい目で見られました。私は「朝まで生テレビ」で討論者が、「仮に戦勝パーティがあり海部首相が呼ばれても手酌酒だ」と言っていたのが、印象に残っています。


この日の朝日新聞から

気になった記事
 8面経済面に「機体半分は日本製、米ボ社開発の最新鋭旅客機、お得意さんも日本?」との見出し記事があります。B777のことで、三菱重工・川崎重工・富士重工が開発から参加していました。一機130億円で、全日空はすでに25機を発注しているとのことです。


目にとまった広告
 3面総合面下には文藝春秋の広告があり、芥川賞は小川洋子「妊婦カレンダー」、直木賞は古川薫「漂泊者のアリア」と、伝えています。


TV欄を見ると
 NHK 20:00からは「歌謡パレード」で、「恋しい人に思いをはせる歌」とのお題で、五木ひろしと小林幸子よりも前に、織井茂子がクレジットされています。この織井さん、私は知りませんでしたが、「君の名は」などの大ヒットがあるお方でした。