1987年7月9日(木)の新聞から

トップ記事

日経「銀行 収益率重視に動く、米欧の批判受け、薄利多売改める」

読売「マル優廃止は必要、代表質問 首相答弁、減税と抱き合わせ、財源NTT株を否定」

朝日「証拠突きつけ指導、土地がらみ融資、大蔵省・国土庁がスクラム、担当者個別に呼ぶ」

金融に関する、三紙それそれのトップ記事でした。



この日の読売新聞から

気になった記事
 7面に「新社長に聞く」とのコーナーがあり、この日は九州電力の渡辺氏でした。「多角経営は時代の要請」との発言が見出しになっていますが、この言葉が自然と思われる時代でした。


目にとまった広告
 19面下にトーショーなる会社の広告があり、「事業を強くする 不動産ファイナンス JUST」を宣伝しています。この会社についてですが、株式会社トーショーのことだと思いますが、ネットで見るこの会社の事業内容は「コンピュータシステムによる企業情報の分析管理及び提供業務」なので、この広告とは違いがあります。株式会社トーショー・ホールディングスという会社があり、こちらは不動産関係を事業としていますが、1997年設立です。1971年設立の株式会社トーショーとの会社もありますが、こちらは薬局関係の機器が事業内容です。

 どこのトーショーさんか不明のまま、調査を終えました。


TV欄を見ると
 この日からフジで「熱くなるまで待って」とのドラマがあり、コラム「試写室」では、出演の田村正和・石原真理子・中条静夫の写真が載っています。田村正和は今でも現役の役者、石原真理子は役者としての活動は今はないようです。中条氏は1994年にお亡くなりになっています。