1965年8月11日(水)の新聞から

トップ記事

日経「国際流動性の強化に指針、オソラ報告を発表、三改革案を検討、IMF強化、CRU(集合準備単位)など」
 これは十カ国蔵相代理会議の下部組織のオソラ・グループ(議長はオソラ イタリア銀行国際金融調査部長)が発表したものです。なおCRU(集合準備単位)についてネットで調べましたが、情報は得られませんでした。


読売「選挙区制論議 白熱化へ、革新は現行支持、社党案 中選挙区制限連記、あす審議会に、自民 意思決定迫られる」
 常に議論となる選挙区制ですが、この見出し中の「中選挙区制限連記」について調べたところ、ウィキペディアに次のようにあります。「過去の日本の国政選挙では、1890年の第1回衆院選から1898年の第6回衆院選まで2人区において2名連記の完全連記制、1946年の第22回衆院選において、定数10以下の選挙区では2名連記、定数11以上の選挙区では3名連記といった制限連記制が行われていた」


朝日「臨時国会 きょう開幕、日韓、社党なお追及、ベトナム・小林問題、決議案で紛糾か」


この日の朝日新聞から

気になった記事
 5面に「反省の色が現れた、議長の短期交代」との記事があります。多くの地方議会では議長が1年で交代している、与党議員の功労職の扱いになっていることに異論が出て、議長の短期交代が少なくなってきているとの報道です。

 私が住んでいる神奈川県で見ますと、この記事の時期当たりかも毎年議長が交代となっています。また横浜市ではこの記事の時期前までは議長を4年務めることが続いていましたが、この記事の年からはほぼ2年での交代となっています。


目にとまった広告
 16面下に「ヒゲタ冷やし中華スープ」の広告があり、「夏休みのお昼は・・・冷やし中華、ママといっしょにつくってください」とのコピーがあります。そして小さな文字で作り方が書いてあり、その中に「ハム、キュウリ、紅ショウガをセン切りにして上にかざる」とあります。「ハム、キュウリ、錦糸卵」で、彩りで紅ショウガだろうと思うのですが、この広告では紅ショウガを推しています。

 なおこの「ヒゲタ冷やし中華スープ」は1963年に販売開始となり、今でも販売されています。そのwebページに冷やし中華の調理例の写真がありますが、紅ショウガはありませんでした。


TV欄を見ると
 NHK 19:30からの「生活の知恵」のテーマは「記録する」です。番組紹介によれば、「記録の重要性について考え、その方法と個人生活への応用を考える」とのものです。

 情報過多の現代でもこの「記録する」は、重要なテーマだと思います。