1959年6月9日(火)の新聞から

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日経「輸出、手放しの楽観禁物、産業界 今年度の見通し、政府きょう目標決定、繊維・船など不振、明るい機械類や自動車」

読売「社党、注目の自己批判、きょう中執委ひらく、性格論争展開か、選対委の原案 選挙の敗北認める」

朝日「北鮮の希望認める、苦情処理、葛西代表に訓令」


この日の読売新聞から

気になった記事
 11面社会面に「駅売店から追放、いかがわしい週刊誌、東鉄で決める」とあります。この時期は週刊誌が数多く発刊されていたようです。ちなみに東鉄とは国鉄にいくつかあった鉄道管理局の一つで、東京鉄道管理局のことです。今ではJR東日本東京支社が相当いたします。


目にとまった広告
 スポーツ面下に「ウテナ男性ローション、ウーム こりゃいい、男の湯上がりに」との広告があります。85ccで150円となっています。この広告に会社名が載ってませんので、ネットで調べました。ウテナという会社は1923年に業務を始めた会社で、この男性ローションはこの広告掲載の2年前から販売しているものです。そして驚いたことに、現在でも販売されている、息の長いローションであります。


TV欄を見ると
 各局に料理番組があります。この日の料理は、NHKが「ひき肉のつくね煮」,日テレが「玉ネギの肉詰煮」,KRテレビが「トマトサラダ」,フジが「中国風とうふ料理」,そして日本教育テレビが「即席しゅうまい」となっています。
 これから60年近く経った今も各局に料理番組がありますが、この日のメニューを洒落た名称にすれば、今の料理で通用しそうです。