1959年1月1日(木)の新聞から

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日経「34年度の予算案決まる、一兆四千百九十二億、減税初年度 五百二十五億」

読売「34年度予算政府案なる、1兆4192億4800万、財政投融資は5198億円」

朝日「三十四年度予算案きまる、一兆四千百九十二億、総額は大蔵原案の線」

 一丁ヨイクニとのことです。


この日の読売新聞から

気になった記事
 11面に「きょうからメートル法」との見出しがあります。それまでの尺貫法、ヤードポンド法は売買や取引などの流通面では使用出来なくなりました。しかし工場や家庭内での使用は問題なしとのことです。

 私は昭和の終わりにお付き合い頂いた取引先の方、当時まだ30歳半ばの方が尺で長さを表現する場面に何度も接しました。この法律施行から30年を経っても尺貫法は使われていたのでした。ちなみにゴルフの世界では、未だにヤードが使われています。


目にとまった広告
 9面には東映が一面広告を出しています。3日封切りで2本、2日までの上映が2本、その他が3本、計7本の映画を宣伝しています。その中で大友柳太朗と美空ひばりは、主演級で2本に出演しています。


TV欄を見ると
 正月らしい番組の中で「東西対抗ラグビー」が、NHKと日テレで中継放送されています。「京大 対 慶応」の結果は、103ー6で慶応の勝ちでした。ただしこれは決勝ではなく、1月9日の決勝戦は早稲田14ー3関西学院との結果でした。この「東西大学対抗ラグビー」は、後に「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」となり、今に続いています。