1999年6月1日(火)の新聞から

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日経「株主議決権行使へ指針、投資先企業の経営に注文、生保と信託銀行、総会で反対も」

読売「預金シフト早くも、時期を承知は2割、日銀調査、ペイオフ2001年凍結解除」
 金融ビッグバンの一面が伺える記事であります。

朝日「再処理施設、国が安全宣言、核燃東海、運転再開申請」
 電気の安定確保という重大な課題の中で、ごく一部の思惑で動いてきた原発への強い推進力は、この12年後まで続き、その後も終焉の絵が全く見えない状況です。


この日の朝日新聞から

気になった記事
 10面経済面に「松下が洗剤売ります、もとめ洗いで水・時間節約、新洗濯機とセットで販売」とあります。洗濯槽クリーナーは各洗濯機販売会社で売ってますが、洗剤の販売をしていた松下には驚きです。何年続いたのでしょうね。


目にとまった広告
 国際面の広告に「航空券をコンビニで予約、3社比べておトクに」とあります。コンビニ端末が普及し始めた時期に、ローソンがJTBと組んで、サンクス・ミニストップ・デイリーヤマザキにも機能提供する新サービスのようです。
 この1999年はある年齢層までにはインターネットが普及した時期であり、ネット上での決済が始まりを見せていた時期です。この後、この手のサービスはネット上で行われるのが主流となりましたが、コンビニのこのような取り組みの一つ一つがあって、今のコンビニの便利さに結び付いています。
 なおサンクスは紆余曲折を経てファミマ傘下になり、デイリーヤマザキは山崎製パン直轄になり焼き立てパンを主力にしております。


TV欄を見ると
 自分が好きで見ていた番組を捜したところ、TBSの「ガチンコ」とテレビ東京の「何でも鑑定団」がありました。私は鑑定団を録画して、ガチンコを放送で見ていましたが、この時期にはガチンコの勢いが弱まり、鑑定団だけを見ていた気がします。