1994年1月3日(月)の新聞から

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日経「スズキ・ダイハツ共通化、軽自動車部品 電装品や変速機、上位2社でコスト削減、軽全社に進展も」
 自動車会社間での部品共通化の動きは今でも模索しているようです。この1994年の動きがどうなったのかは情報を得られませんでした。古くて新しい課題ということは、総論賛成各論反対の壁に常にぶつかっているということでしょうかね。
 1社の製造会社の大きな力が集まって世界経済を牽引した日本ですが、それでは立ち行かなくなってからは、日本の総論賛成各論反対という体質がネックになっていたのかと、感じました。

読売「公共用 地価税 1/3〜1/4に軽減、今月から適用、政府・与党方針、景気浮揚効果狙う」
 対象は公共のために市民に貸し出された広場・緑地・公共駐車場です。減税による経済効果を狙ったものです。

朝日「文化APEC創設を提唱へ 政府、アジア太平洋各国に、交流広げ相互理解促進」
 この文化APECをキーワードにして検索してもヒットはありませんでした。


この日の朝日新聞から

気になった記事
 3面の小さな記事に「W杯サッカー誘致アシスト、自治省が研究」とあります。2002年W杯誘致に向けて、国会議員による「W杯誘致委員会」が新進党代表幹事の小沢一郎を委員長にして活動していました。そこに自治省も1枚かむとのものです。
 誘致の結果は、FIFA内のすったもんだの末、1996年5月に日韓共同開催となりました。


目にとまった広告
 第一企画出版の広告に、小沢一郎を扱った本があり、刺々しい宣伝文が並んでいます。「日本改造なんてとんでもない、あの強腕を裏で操るのは何者か、究極の目的は独裁専制政治」とのものです。本の名は「悪魔の使者 小沢一郎」で、著者はヤコブ・モルガンです。本を中心とした通販会社で第一企画出版という会社が今ありますが、同一なのかは確認できませんでした。著者は怪しいお方のようです。


TV欄を見ると
 日テレの駅伝が存在感を示しています。