1991年3月3日(日)の新聞から

トップ記事

日経「購入後自由に転売、私募債市場を育成、大蔵省方針、31売、銀行にも」

読売「市場化へ日本式経営指導、日ソ協定11文書固まる、墓参推進など、大統領来日で締結」

朝日「酸性雨、全国で恒常的に、4分の3で観測、市民団体、1000件の報告分析、地方でも深刻化、昨年12月−1月」

 三紙三様のトップ記事ですね。


この日の読売新聞から

気になった記事
 新聞縮刷版は東京版を使用しておりますので、26面地域ニュースは都民版となっており、そこに「110番に悲鳴、引越しラッシュ、SOS、予約取れない、業者紹介して、便利屋さん大車輪」とあります。
 毎年この時期恒例に加えて、この年の東京は都庁と都立大学の移転で大騒ぎになっていたとのことです。
 なお110番とは東京引越専門協同組合(東京、千葉、山梨の30社)が設けている相談電話です。なおネットで調べましたが、東京引越専門協同組合の情報は得られませんでした。全国引越専門協同組合というのはあるのですが、これは「ハトのマーク」のことのようです。


目にとまった広告
 三井信託銀行の広告に「退職金は三井ビッグ、5年平均利回り8.1%、100万円が5年後140万5,100円」とあります。今から考えると冗談みたいな金利です。


TV欄を見ると
 日テレ20:00「天才・たけしの元気の出るテレビ!!、白熱ダンス甲子園、大詰東大入試」とあります。この時期までのたけしさんの番組が、その後のバラエティ番組の流れを決めましたね。