1989年9月9日(土)の新聞から

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日経「対中融資 早期再開望む、日本の貢献期待、第二世銀の第九次融資、コナガル世銀総裁会見」
 第二世銀とは通称IDAで知られている国際開発協会のことです。


読売「ハンガリー、国境に軍縮基地、兵力を一方的削減、ニエルシュ議長提案、中立国へ独自路線、ワ条約国では初めて」


朝日「海部内閣指示39%、本社世論調査 好転、不支持は35%、政治改革61%が進まない、政党支持 自民回復48%、社会も33%」
 この年に多数の社会党議員が「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」に署名しましたが、この中に北朝鮮による日本人拉致事件の実行犯が含まれており、後々問題となります。


この日の日経新聞から

気になった記事
 8面産業面に「日立、発売取りやめ、電気集塵式空気清浄機、社内試験で性能に欠陥」とあります。この分野で出遅れていた日立は、焦って開発を急ぎ過ぎたのでしょうかね。なお今の日立の空気清浄機は、電気集塵式ではなくファン式を採用しています。


目にとまった広告
 31面の管理者養成学校の広告「地獄の訓練13日間合宿」とあります。バブル崩壊まではこのような研修花盛りでしたね。
 私は社会人になる前からTVで取材VTRを何度か見ましたが、あんな研修を受けさせる会社には入りたくないと思ってました。実際にこの研修を受けさせていた会社は、中から小規模で、熱意だけの営業で契約を取るような会社だったのかなと感じてます。


TV欄を見ると
 日テレ23:00「今夜は最高!美女と野獣の愛の行方、杉本彩・ガッツ石松」とあります。この頃のバラエティ番組は今のものより遥かに面白かったと、この日の「今夜は最高!」の内容を想像しながら、懐かしく感じました。