1964年6月2日(火)の新聞から

トップ記事

日経「42年半ば1億越す、50年までの人口推計、厚生省まとめる、生産人口は45年がピーク、労働力かなり不足」
 実際に日本の人口が1億人を超えたのは、ネットで調べますと、昭和41年(1966年)3月との説があります。そうしますとこの見出しの厚生省推計は、“当たっていた”となります。


読売「米 ホノルル会議ひらく、東南ア政策転換も、外交・軍事 両面広く検討」
 記事によりますとホノルル会議とは、アメリカの最高戦略家たちによる秘密会議とのことです。秘密会議の内容が何で漏れるのかとの疑問がありますし、ネットで調べてもこのホノルル会議はヒットしませんでした。


朝日「国鉄経理を抜本改善、借入金タナ上げなど、運賃改正以外に考慮」
 国鉄第三次長期計画で、二兆九千億円が必要になると、記事では伝えています。


この日の朝日新聞から

気になった記事
 5面に「預金の集金制を廃止、全銀協が検討、過当競争防止などに」との見出しがあり、この集金制のために残業増となり、銀行が学生に人気の無い業種になっていると伝えています。ウィキペディアによれば定期積金という金融商品があり、訪問集金を前提としているとのことです。しかしながら銀行が学生から不人気業種だったことがあるとは、驚きました。


目にとまった広告
 13面に三共の広告があり、「三共のシャーベットミックス」を宣伝しています。「電気冷蔵庫で手軽にできる、お米やさんでお求め下さい」とあります。ウィキペディアでは三共という会社として、製薬・パチンコ・レンズ・機械製造の4社があるとなっています。としますと、この広告での三共は製薬会社(今は第一三共)なのでしょう。しかしながら「三共のシャーベットミックス」の情報は全く得られませんでした。


TV欄を見ると
 NETテレビ 19:00からは、新番組「笑いの学校」です。紹介欄によれば、視聴者参加番組で、漫才科・落語科・漫談科・声帯模写科・特別科があり、出演者は毎回4人とのことです。司会は漫画トリオ、審査員はエンタツ・アチャコ、この日のゲスト審査員はイーデス・ハンソンです。

 ちなみにこの番組については、ネットから情報を得られませんでした。