1959年5月13日(水)の新聞から

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日経「日ソ漁業きょう妥結へ、今年は八万五千トン、日本 ソ連案飲む、刀折れ矢尽きて完敗、力の差、政治折衝も及ばず」

読売「きょうにも妥結か、漁業交渉、八万五千トン、ソ連 漁業委に最終案、きょう首相ら協議、見破られた手の内」

朝日「日ソ漁業交渉、きょう妥結へ、漁獲量八万五千トン、ソ連側の最終回答で、漁期切迫で踏み切る、もう折衝しない 赤城委員長談、予想される妥結条件」

 ウィキペディアによれば、北洋漁業とは「太平洋北部、およびその縁海であるベーリング海・オホーツク海で行われる漁業の事である。特に、日本の漁船がこの海域で行う遠洋漁業を指す事が多い」とのことです。江戸時代に日本の漁業が北方領域へ拡大していく中で、他国との軋轢は常にありました。第二次大戦後はGHQにより日本漁船の遠洋操業は禁止されていましたが、日本の独立が回復した1952年に解禁されました。日本はアメリカ・カナダと続けて漁業条約を締結し、ソ連とは1956年5月に日ソ漁業協定が締結されました。

 この新聞の記事の時は正に協定更新の真っ最中だったのですが、見出しから完全にソ連ペースというのが分かります。


この日の朝日新聞から

気になった記事
 3面のコラム「海外トピックス」に「結婚生活百十年」との記事があります。ソ連のカスピ海沿岸ダゲスタンに住む、夫131歳 妻136歳のご夫婦の紹介です。しかしウィキペディアによりますと、確実な証拠がある長寿記録は、1997年に亡くなったフランス人女性の122歳であります。

目にとまった広告
 10面下のキヤノンカメラの広告は、「シンクローター」という商品を宣伝しています。「事務様式を一変する画期的製品!!」との、宣伝文句です。そこに写っている商品写真は今のフラットベットスキャナを野暮ったくしたような形で、商品紹介を読んでも理解がし難いものでした。
 それでも理解した内容は、A4紙の表面には文字や写真などを印刷あるいは書き、その裏面に音声を録音再生する機能の商品であります。使用例としては、表面に図面、裏面に工作詳細を録音し、オフィスと現場で正確な情報を交換するとのもです。値段は135,000円です。この商品については、ネットから全く情報を得られませんでした。

TV欄を見ると
 NHK13:40から「伝染病予防に心がけましょう」との番組があります。この内容で、100分の放送時間です。この時期はまだ伝染病が非常な脅威だったのでしょうかね。